介護離職は最後の方法です。
大抵の場合、介護離職しなくても、介護はできます。
みなさん、その方法や行政の支援制度をご存じないだけです。
実際に私は、最終的には要介護4になった親の介護をしていました。
最終的には施設に入ることで解決しましたが、
そこに至るまでには様々な思い、経験をしてきました。
私の経験が、皆様のお役に立てばと思い、こちらを書いています。
介護離職は最後の方法です。
あなたのお悩み、痛いほどわかります。
会社を辞めてしまっては終わりです。
あなたの人生は一度きりです。介護離職をせずに済む方法を、
こちらの記事でご提案させていただきたいと思います。
実際に対策を考えるにあたって、一度「介護離職」というものの現実について考えてみましょう。
相手をよく知ることが、解決への第一歩です。
ありたきりの解説かもしれませんが、復習の意味も込めて、ご紹介します。
現代社会において、介護をしながら仕事を続けることは、多くの人々にとっての重要な課題となっています。
介護離職とは、介護のために仕事を辞めることで、その数は年々増加しています。
具体的にどれくらいの人が介護離職しているのでしょうか?
また、介護離職のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
箇条書きでご紹介します。
あてはまるからと、介護離職しようという気持ちを増長なさらないで下さいね。あくまでもデータですので。
仕事と介護を両立することは、とても大変なことです。
介護離職を防ぐためには、自分だけで頑張らずに周囲の協力や専門家の支援を受けることが大切です。こちらでは、介護と仕事を両立するための方法を模索し、紹介します。
日常生活のすべてを介助する「介護」と呼ばれる大きな仕事を1人でこなし切るのは非常に困難といえます。これは勇気がいることかもしれませんが、家族や友人、同僚などに相談して、協力してもらうことで、介護の負担を分散させることができます。たとえば、介護時間が重なってしまう場合は、家族や友人に代わってもらうこともできるでしょう。
また、介護が必要な方と一緒に住むことができれば、介護の負担を軽減できます。同僚には、フレックス制度やテレワークなど、柔軟な勤務形態を相談することで、仕事と介護を両立することができるかもしれません。会社には相談しにくい雰囲気があるかもしれませんが、「親の介護」というキーワードで切り出せば、相手も人の子ですから、話を聞いて、納得してもらえるかもしれません。
介護保険制度を利用すれば、介護サービスを受けることができます。介護保険制度には、ヘルパーや訪問看護師の利用など、様々な介護サービスがあります。また、介護に関する相談窓口もありますので、介護のプランニングや実施について相談することもできます。
ケアマネジャーは、介護保険制度を利用する場合には必要な存在です。ケアマネジャーは、介護のプランニングやサービスの紹介、介護に関する相談など、様々なサポートをしてくれます。ケアマネジャーに相談することで、介護の負担を軽減することができます。
介護保険制度とは、高齢者が必要とする介護サービスを受けられるようにする制度です。介護保険制度の仕組みやサービス内容、利用するための手続きや注意点についてご説明します。
ケアマネージャーを選ぶ際には、以下のようなポイントに注意してください。
気になるケアマネージャーが見つかったら、一度問い合わせてみましょう。訪問してもらって面談を行い、信頼関係を築けそうかどうかを確かめます。
ケアマネージャーと契約する際には、「重要事項説明書」の説明があります。わからないことがあれば、納得できるまで説明してもらいましょう。
ケアマネージャーと一緒にケアプランを作成します。ケアプランは、利用者の希望や状況に応じて、必要な介護サービスや利用量を決める計画書です。
ケアプランに基づいて、サービス提供事業者を選んで契約し、サービスを受けます。
以上が、ケアマネージャーをつけて相談するための具体的な方法です。ケアマネージャーは、介護保険制度の仕組みや地域のサービス事業者に詳しい専門職です。自分に合ったケアマネージャーを見つけて、適切な介護サービスを受けられるようにしたいものです。
仕事と介護を両立することは困難と思われがちですが、幸いにも育児・介護休業法など、労働者が仕事と介護を両立できるように支援する法的な制度が存在します。こちらでは、介護休業制度や短時間勤務制度などの制度について解説しますので、是非このような制度もあるのだと理解し、これらは介護に悩むあなたのためのものだということを、しっかりと認識してください。大切なことは、「大切な税金を投入してもらうことに、罪悪感を持たないこと」ではないでしょうか。
少し話がそれますが、私の義父は現在、公的年金や介護保険、医療の補助などもすべて合わせると、月に100万円以上のお金を皆様の税金からいただいています。これがいいのか悪いのかは別として、わが日本の現実は、介護と医療に国家予算の三分の一を費やす状況にあることを再認識し、介護に関するお金をいただくことに対して、罪悪感を持つ必要はない、という意識改革をされてください。
介護休業制度は、労働者が管轄する制度で、介護をするために一時的に仕事を休むことができるという、あなたのための制度です。この制度を利用することで、介護をするために最大で93日間まで休業することができます。介護休業を取得するためには、所定の手続きや条件がありますが、これは法的に保護された権利です。
短時間勤務制度は、労働時間を短縮することで、仕事と介護を両立するための制度です。この制度では、労働時間を所定の時間以下に短縮することができます。例えば、週30時間勤務や週4日勤務などの柔軟な勤務形態を選択することができます。
実際に制度を活用している人々の事例やよくある質問について紹介します。
制度の活用事例やQ&Aを通じて、具体的な利用方法や注意点についての理解を深めてくださいね。
短時間勤務制度を利用する場合、給与は通常の勤務時間と同じように計算されます。
ただし、労働時間が減少するため、基本給が減少する場合があります。
その場合は、減少した分の基本給に相当する金額が、時間外手当や休日出勤手当として支払われることがあります。また、社会保険料や所得税なども、減少した労働時間に応じて調整されます。
仕事と介護の両立はとても困難な課題ですが、必ずしも不可能ではないということを認識して下さい。本記事では、仕事と介護を両立するためのさまざまな方法や支援制度について詳しく解説させていただきました。
介護離職は最終的な選択肢であり、それ以前には様々な対策が存在します。家族や友人、同僚の協力を得たり、専門家の支援を受けたりすることで、介護の負担を軽減することができます。さらに、育児・介護休業制度や短時間勤務制度などの法的な支援制度を活用することも重要です。繰り返しになりますが、これらの制度は、まさに 「あなたのための制度」 です。
介護離職を防ぐためには、一人で抱え込まず、まずは身近な人や専門家に相談することが望ましいです。まずはじめに自分自身の状況やニーズをしっかりと理解し、柔軟に働き方や介護の方法を選択することが重要なこととなります。また、少し言い方がわるいのかもしれませんが、労働者としての権利を活用して、制度や支援を利用することで、仕事と介護をバランスよく両立させるという方法があります。
最後に、仕事と介護の両立は個々の状況によって異なります。あなたに合った方法や制度を試してみて、心身の健康を守りながら充実した人生を送ることができるよう、心から願っています。
介護離職を回避し、仕事と介護を両立させるための道は必ずあります。行政は、あなたと親御さんへの支援策をしっかりと整えています。重圧に感じてしまう事は重々わかります。私もそうでした。しかしここは切り替えて、あなた自身が主役となり、サポートや制度を活用しながら、充実した人生を築いてください。
最後に、介護施設というものはどういうもので、いくら位かかるのか、私はこちらのサイトで検討して決めましたので、ご紹介させてください。 ⇒ 【LIFULL介護】