こんにちは、世田谷区在住のブロガー、ひろみです。私は80代の両親と同居していますが、親が言うことを聞かないと感じることがよくあります。例えば、こんなことはありませんか?
「片付けてね~」 とお願いしても、いつまでも部屋は散らかったまま
「明日は病院に行くんだよ」 と言っても治療を拒否したり後回しに
「電話には出ないでね」 と言っても知らない番号からかかってきた電話に出てしまう
私はこれらのことにイライラしたり心配したりしていましたが、実は親が言うことを聞かない理由や背景を知ることで、親子の関係が改善されることを知りました。
この記事では、80代親が言う事を聞かない医学的な理由や、親と円満にコミュニケーションする方法、親の健康や生活をサポートする情報やサービスについて紹介したいと思います。
この記事を読んでいただくことで、あなたも親との関係をより良くするヒントや対策を見つけることができるかもしれません。ぜひ最後までお付き合いください。
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まずは、80代親が言う事を聞かない医学的な理由について解説します。高齢になると、身体的・精神的な変化や病気によって、コミュニケーション能力に影響がでてしまうことがあります。 例えばですが、以下のような例があります。
高齢者の約4割が聴力低下を抱えています。聴力が低下すると、相手の話を聞き取りづらくなったり、話し声が大きくなったりします。これは、親子間で誤解やイライラの原因になります。
例えば、「片付けて」と言ったつもりでも、「買って」と聞こえたり、「静かにして」と言われても、「早くして」と聞こえたりすることがあります。また、話し声が大きくなると、「怒っているの?」と思われたり、「うるさい」と言われたりすることもあります。
これらの場合は、親が聴力低下に気づいていなかったり、補聴器をつけることに抵抗感があったりすることが多いです。そこで、わたしたち子供サイドでは以下のような対処法を試してみましょう。
簡単ですが、ちょっと違った反応をしてくれると思いますので、是非お試しください!
高齢者の約1割が認知症を発症しています。認知症は、記憶力や判断力、思考力などの認知機能が低下する病気です。これは、親が言うことを聞かない理由のひとつになります。
例えば、「病院に行くんだよ」と言っても、「何のために?」と忘れてしまったり、「行きたくない」と拒否したりします。また、「電話には出ないでね」と言っても、「誰からかかってくるの?」と理解できなかったり、「電話にはね、出るのが礼儀なんだよ」と自分の主張を言い張ったりします。
これらの場合は、親が自分の認知機能の低下に気づいていなかったり、認知症という言葉に恐怖感や否定感があったりすることが多いです。そこで、以下のような対処法を試してみてください。
高齢者の約3割がうつ状態にあると言われています。うつは、気分が落ち込んだり、興味や意欲が失われたりする精神的な不調です。これは、親が言うことを聞かない理由のひとつになります。
例えば、「食事をしてね」 と言っても、「食欲がない」 と言ったり、「何も食べたくない」 と言ったりします。また、「散歩に行こうね」 と誘っても、「面倒くさいよ」 と言ったり、「どこにも行きたくないよ」 と言ったりします。
これらの場合は、親が自分の気分の落ち込みに気づいていなかったり、うつという言葉に抵抗感や恥ずかしさがあったりすることが多いです。そこで私たちは、以下のような対処法を試してみることをお勧めします。
以上のように、80代親が言う事を聞かない医学的な理由はいくつかあります。これらの理由を知ることで、親の行動や感情に対して理解や共感を持つことができるでしょう。また、適切な対処法を試すことで、親の状態を改善することができます。
次に、80代親と円満にコミュニケーションする方法について紹介します。親子のコミュニケーションは、言葉遣いや態度、表情などに気をつけることが大切です。また、親の自尊心や感情を尊重することも重要です。以下のような例があります。
親子のコミュニケーションでは、言葉遣いや態度、表情に気をつけることが大切です。親は何歳になっても、言葉による印象をしっかりと認識して反応します。
例えば、「片付けなさい」と言う場合、以下のように言い方や態度や表情が違うと、親の印象や反応も違ってきます。
「片付けなさい!」と怒鳴って言う → 親は怒られていると感じて反発する
「片付けてね」と笑顔で言う → 親は優しく言われていると感じて応じる
「片付けましょうか?」と手伝ってあげる → 親は助けてもらっていると感じて感謝する
このように、言葉遣いや態度や表情に気をつけることで、親子のコミュニケーションがスムーズになります。 更にもう一歩踏み込んで、以下のようなポイントも意識してみましょう。
敬語や丁寧語を使う
明るくはっきりと話す
笑顔や頷きなどの身振り手振りを使う
とても簡単なこれらの事柄を実行することで、親子のコミュニケーションがスムーズになります。
親子のコミュニケーションでは、親の自尊心や感情を尊重することも重要です。これは、親の人格や立場を認めることで、親子の信頼関係を築くためです。
例えば、「病院に行きなさい」と言う場合、以下のように言い方や態度や表情が違うと、親の自尊心や感情も違ってきます。
「病院に行かないとダメだよ!」と強制的に言う → 子供に命令されていると感じて不満に思う
「病院に行った方がいいんじゃない?」と提案的に言う → 親は子供に相談されていると感じて考える
「病院に行きたいかどうか聞いてみたい」と尊重的に言う → 親は子供に意見を求められていると感じて話す
このように、親の自尊心や感情を尊重することで、親子のコミュニケーションが円満になります。更には以下のようなポイントを意識すれば、なお効果的です。
このように、80代の親と円満にコミュニケーションする方法はいくつかあります。これらの方法を試すことで、親子の関係をより良くすることができるでしょう。また、実際に試して効果があった対処法や工夫の事例を紹介します。
80代親と円満にコミュニケーションする方法を実践した人たちの事例を紹介します。以下のような事例があります。
私は80代の母と同居していますが、母はいつも家にいて退屈しているようでした。そこで、私は母に話題を提供するようにしました。例えば、以下のようなことです。
- テレビや新聞で見たニュースや話題について話す
- 自分の仕事や趣味について話す
- 母の昔話や思い出話に耳を傾ける
これらのことをすることで、母は楽しそうに話してくれるようになりました。また、私も母との会話が楽しくなりました。母は言うことを聞かないこともありますが、それはそれで個性だと思っています。(50代・女性)
私は80代の父と離れて暮らしていますが、父は病院に行くことを嫌がっていました。そこで、私は父に選択肢を提示するようにしました。例えば、以下のようなことです。
- 「病院に行きたくないなら、訪問診療を受けるかどうか考えてみる?」
- 「病院に行くなら、どこの病院がいいか決めてみる?」
- 「病院に行くなら、どんな時間帯がいいか決めてみる?」
これらのことをすることで、父は自分で決めることができると感じて、少しずつ病院に行く気持ちになってくれました。また、私も父の意見や希望を尊重することができました。父は言うことを聞かないこともありますが、それはそれで自立心だと思っています。(60代・男性)
私は80代の両親と同居していますが、両親は何もしないでぼーっとしていることが多くて心配でした。そこで、私は両親に楽しい時間を提供するようにしました。例えば、以下のようなことです。
- 両親の好きな音楽や映画をかける
- 両親の好きな食べ物や飲み物を用意する
- 両親の好きな場所や人に連れて行く
これらのことをすることで、両親は笑顔や元気が出てきました。また、私も両親との時間が楽しくなりました。両親は言うことを聞かないこともありますが、それはそれで個性だと思っています。(40代・女性)
最後に、80代親の健康や生活をサポートする情報やサービスについて紹介します。世田谷区内で利用できる高齢者向けの医療・介護・福祉サービスや、スマートスピーカーやタブレットなどのデジタルツールの活用方法について解説します。以下のような例があります。
世田谷区内で利用できる高齢者向けの医療・介護・福祉サービスは以下のようなものがあります。
これらのサービスを利用することで、80代親の健康や生活をサポートすることができます。また、区内にある高齢者相談窓口や高齢者相談支援センターに相談することもできます。
スマートスピーカーやタブレットなどのデジタルツールを活用することで、80代親の健康や生活をサポートすることができます。以下のような例があります。
これらのデジタルツールを活用することで、80代親は楽しみや刺激が増えたり、孤独感や不安感が減ったりします。また、私たち子供は親の様子や安否を確認したり、情報やアドバイスを伝えたりすることができます。
この記事では、80代親が言う事を聞かない時に試したい対策について紹介しました。以下のような内容でした。
この記事を読んでいただいて、ありがとうございます。あなたも80代親が言う事を聞かない時に試したい対策を見つけることができましたか?もし、この記事があなたのお役に立てたら、嬉しいです。
80代親との関係は、時には難しいこともありますが、それはそれでかけがえのないものです。親子の絆を大切にして、楽しく幸せに暮らしていきましょう。
もう一つの方法として、終の棲家を探してあげるよ、と、お話してあげることもできるでしょう。
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